今日の漢字

ホ,ブ,フ
ある(く),あゆ(む)

◆あるく。あゆむ。足を動かして前に進むこと。「歩行」「徒歩」

◆物事の進み具合や段階。「初歩」「進歩」

◆割合の単位。一割の1/10の単位。つまり一歩が1%。ただ、古典的な表現の為、現代では一割の1/10は分と書くことがほとんどで、一歩いちぶと書いても多分伝わらない。「歩合」

◆将棋の駒の名前。歩兵。

人は時間と体力さえあれば、行けるとこまでどこまでも歩いて行ける。

何故そこに行くのか。

そこに何があるか見たいからだ。

それは物理的な話は当然のことながら、技術や文化の話でも同じことが言える。

あそこまで行けば、何かが見えるかもしれない。

その探求心と向上心が人の世界を発展させてきたのだろう。

人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だと。

ー 「歩」が使われている四字熟語 ー

独立独歩どくりつどっぽ

他人の力に頼らず、自分の力と自分の判断で自分の信じる道を進むこと。

「独立独歩、それが俺の信念なんだ。すまない。。。」
「バカ、、、私の気持ち分からないの、、、?」

牛歩戦術ぎゅうほせんじゅつ

日本の国会において、議事採決の際に少数派の反対派が議員規則の範囲内で採決を遅らせ、議事を妨害する手段。
投票時に名前を呼ばれた議員が投票箱までゆっくりゆっくりと時間を掛けて歩く。その歩みは牛よりもよっぽど遅い。
反対派の意図とすると、十分に審議されていない状況での強行採決に対する抗議の意思表示と、不信任案決議案提出採決までの時間稼ぎだが、一番は国民への抵抗のアピールと言われてる。正気か。

「パパ、この人たちどうしてゆっくりなの?」
「パパにもわからん」