◆ひとつ。数の名称。「一個」「一本」「一回」
◆はじめ。最も優れているもの。「一等」「一番」「一流」「一着」
◆ひとつのまとまり。ひとしい。「統一」「一致」
◆あるひとつの。「一例」「一説」
◆わずか。すこし。ちょっと。「一瞬」「一片」「一端」
◆ひたすら。ただそれだけ。「一目散」「一途」
「一」という漢字ほど「名は体を表す」を地で行く文字はない。
横棒一本で「ひとつ」を表す。これほど単純明快な文字が他にあるだろうか。
だが、その意味は驚くほど深い。
陰陽思想の考えでは、すべてのものは「陰」と「陽」に分かれ、バランスを保っているとされているが、「一」はそれが分かれる前の状態。
「生」と「死」、「光」と「闇」、「善」と「悪」。
それらがまだ分かれる前のひとつだった頃。
つまりは、すべての「はじまり」。
古代中国の思想家の老子も「道徳経」の中でこう残している。
「
すべての根源である「
では、その大元の「
老子曰く、それは「言葉に出来るようなものではない」とのこと。
つまり、考えるな、感じろと。
そして、その最初の一歩が「一」なのだと。
、、、いったい何の話をしているのか。
並外れた能力を持つ勇敢な人のこと。
一騎にして千人の敵と戦えるほど強いということ。
「これより先には何人たりとも行かせはせん」
「おいおい、おっさん。こっちの人数見えてんのか? それともあれか、自殺志願者ってやつか?」
「、、、何を言われようと。姫より頂いた『一騎当千』の名に恥じぬ働きをするまで」
「なにぶつぶつ言ってやがんだ!? おい、おまえら、やっちまうぞ!!」
「ぬんッ、、、! 命が要らぬ者から来い、、、!」
「な、なんだ、コイツは、、、!」
学問や技芸などの師が、その奥義や秘伝を自分の子供や弟子のひとりだけに伝え、他の者には秘密にすること。
「この奥義は一子相伝。お前のみに伝えるものだ。心して聞くがよい」
「師匠、、、! ありがとうございます」
(数日後)
「弟子よ、SNSで我が流派の奥義がバズっておるが、、、」
「師匠、マジですごいですよ! 万バズですよ! 万バズ!」
「、、、(師よ、私は、時代についていけませんでした)」
「万バズですよ!」